2016-07-12 01:00
ふるさと納税
広島市がふるさと納税で平和の思いを共有

被爆体験証言DVDなどを贈呈
広島県広島市は7日から、被爆体験証言のDVDなどを贈って、ふるさと納税の取り組みとして「ヒロシマから世界へ」をスタートさせました。「ヒロシマから世界へ」から寄付をすると、DVDなどが贈られます。その他、金額に応じて書籍や図録なども受け取れます。原爆関連の商品を贈ることで、風化させない思いが込められています。
ふるさと納税の本来の意義
ふるさと納税とは、本来各自治体にまちを応援する意味を込めて、寄付金を納める制度です。自治体は、寄付金を地域づくりに貢献し、有効活用します。そのお礼として、特産物などを贈っています。また、寄付をすることで税金の控除が受けられるとして、ふるさと納税を利用する人が増えてきました。
広島市でも平成20年からふるさと納税をスタートし、金額に応じて特産品などを選ぶことができました。ですが、オバマ大統領が広島を訪問したことで、広島市では平和を願うヒロシマの思いを広めるための取組を一層推進していくと決めました。
ふるさと納税での高額な贈呈品が増え、自治体間での競争が過熱していることで、ふるさと納税本来の目的からかけ離れているように感じられる昨今、広島市は本来の意義に立ち戻った納税と、平和への思いを共有したいと考えています。
外部リンク
わが街ふるさと納税
http://www.citydo.com/
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