ふるさと納税ニュース

総務省からの要請などもありふるさと納税の返礼品を見直す動きが伝えられる中、福井県勝山市は、市内にある寄附者の住宅が空き家となっている場合、家を管理する｢空き家管理｣サービスを新たに始めたと2016年6月21日に伝えられました。

同様の取り組みは全国で広がりつつあり、県内では小浜市がラインナップの1つとしてサービスを展開しています。

｢空き家管理｣サービスは、市内の有限会社ユキチ産業かたづけハッチくん事業部が管理を請け負い、家を巡回して不法投棄物の確認、建物の外観確認、ポストの中身の取り出し、庭木や雑草の状況を確認して写真付の報告書を郵送してくれるサービスです。

市未来創造課は「都会などに出て家の管理で困っている人に活用してもらえれば」とコメントしています。

このサービスはふるさとを離れて市外に住む人が対象で、寄附金1万円以上2万円未満で1回、2万円以上なら2回受けることができます。

市未来創造課は「これまでも市をふるさとにする人からの寄附が多かった。魅力的な特典になれば」とコメントし、ユキチ産業の北川賢一社長は「勝山は雪などで家が傷む土地柄。サービスをきっかけに家の管理を任せていただければ」と話しているとのことです。

勝山市でのふるさと納税は2015年度、個人からは162件で1,373万円にも上り、2008年度の導入以降、件数、金額とも過去最高を計上しました。

外部リンク

わが街ふるさと納税
http://www.citydo.com/furusato/