ふるさと納税ニュース

岐阜県羽島市は2016年6月21日、若手女性職員が参加するプロジェクトチームの主導により、
ふるさと納税の返礼品にする新たな特産品の開発に乗り出す方針を固めたと報じられました。

特産品の内容はまだ明らかにしていないが、市はチーム主導の下市内の民間企業2社と共同開発する方針で合意し、2016年内を目処に開発した新特産品を返礼品のラインナップに追加したいと考えているとのことです。

特産品を開発するのは、2015年7月発足した20代女性職員約20人が参加する地域振興の庁内プロジェクトチームで、チーム名は「Team ARIGATO」(チームアリガトウ)という。

チームは当初、返礼品の選定が主な業務でしたが、羽島市の宣伝には強力なブランド力を持つ特産品の存在が不可欠と判断し、返礼品の開発業務にも携わることになったということです。

開発に当たっては、インターネットを通じた交流サイト(SNS)の発信力を意識してパッケージのデザインや色合いに注力するなど見栄えを重視し、担当者は「写真を撮りたくなるような特産品」を目指していくとコメントしています。

地元の民間企業2社は新商品開発に向けた協定を既に結んでおり、今後は一般向けにも販売する見通しということです。

見た目重視の方針は、最初に勢いがつけば短期的であってもある程度の効果は期待でき、結果が伴って次の開発につながりやすくなると思われます。

しかし、ややもすると勢いがつかず中身も伴わず先細りになり、プロジェクト自体が休止になりかねないリスクもありますが、状況を定期的に確認し適宜よい方向へ舵が取れるよう運営できれば、羽島市の活性化と笑顔につながるのではないかと考えられます。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

わが街ふるさと納税
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