2016-06-15 22:00
ふるさと納税
高岡市、ふるさと納税に体験型の返礼品

錫のぐい呑みづくり体験
富山県高岡市は2016年6月、応援したい地方自治体に寄附すると、その寄附金のうち2,000円を超える部分について、一定の限度までの金額が住所地での住民税と所得税と合わせて控除(減額)になる「ふるさと納税」の返礼品として、同市では初めての体験型となる「錫のぐい呑みづくり体験」を始めたと報じられました。高岡市はこの体験型の返礼品のほかにも、ものづくりの街にふさわしい返礼品として、伝統工芸の高岡銅器や螺鈿(らでん)文字で自分の名前を入れられる高岡漆器の特注名刺入れなどを新たに加え、これまでの52点から76点に品数を拡充しました。
市の担当者は「高岡を訪れるきっかけにしてほしい。また、充実した特産品を通じて、高岡の魅力を感じ取ってほしい」と話しているとのことです。
400年以上続く伝統工芸技術
錫のぐい呑みづくりは、土蔵造りの街並みで知られる山町筋で工房などを展開する、蔵を利用したギャラリー「HAN BUN KO」(はんぶんこ)の図工室で、400年以上続く鋳物技術を使って体験することができます。この技術は生型鋳造法という鋳型用の砂を押し固めて成型する方法で、鋳型をつくるところから始め、最後の研磨まで全て手作業で行います。
1個の作品を完成させるのに1時間半ほど時間がかかりますが、できあがったあとは手間暇をかけて造ったぶん愛着がわいてきます。
同店の北文香店長は「直接手がけることで高岡銅器への理解度が一層深まると思うので、ぜひ体験してほしい」と呼びかけているとのことです。
外部リンク
わが街ふるさと納税
http://www.citydo.com/furusato/
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